言語切り替え

バス釣り辞めても大丈夫!

未分類

DAIWA スティーズプロップ85S(長谷川ピンク)にてキャッチのゲストさん

ロッドはスティーズ ウェルズリーでした。

15年位前から私のガイドに毎年来ていただけるゲストさんと、

つい先日北湖へボートを浮かべました。

甲府エリアより遠征して滋賀県は琵琶湖まで毎年足を運んでくれています。

ガイド中ゲストさんと、「魚をキャッチすることよりも、いかに今日一日を楽しむかということが重要」こんな話がゲストさんの方から話題に上がりました。

今年は特にこんなことを強く思うようになったそうです。

そんな話をゲストさんの口から聞くことが出来ると、私はほっとした感じになります。

しかし、釣りをするからには私にもゲストさんにも「デカいバスをキャッチしてやるぞ!」という気持ちは常に頭の片隅にあるとも思います。

魚を釣り上げることが目的ですが、最終的な目標は今日一日を楽しむことです。

目標達成の結果は釣果だけで左右されるものではありません。

大切なのは、魚を釣り上げるという目的に対し、そこにたどり着くまでにどれだけ楽しんだかが重要になるのです。

そこにたどり着くまでを楽しめているのであれば、「釣れない時間は長い方が良い。」のではないでしょうか?

しかし、釣りをしている時にはこう考えれないことがほとんどではないでしょうか?

それは私も瞬間的には然りです。

どこか矛盾しているような考え方にも思えますが、これは正しいと思います。

トーナメンターでも漁師でもなく、ただの釣り人であれば「簡単に釣れず、時間も掛かったほうが良い」のです。

トーナメンターや漁師の思考になりがちなのは、釣りはもともと狩猟に当たる行為だからだと思います。人には今も狩猟本能の名残が体の中に残っているはずです。

その「本能」と「理性」の間の中で出来たのが「釣り」に当たるのではないでしょうか?

色々な釣り人を見てゆくと、この「狩猟系」と「釣り系」の二つのタイプが存在しているように思えます。

「釣り」をしているつもりが、いつの間にか本能が刺激され「狩猟優位」の行動に走ると、釣果が出なかったことは「失敗」となり気持ち的には浮かれないことになるのではないでしょうか?

逆に本能を断ち切り「釣り」として自分自身と向き合う「理性優位」になればその行動自体を楽しむことが出来るのではないでしょうか?

なんとなくでも意味わかってもらえますかね?

 

では、どうしたら「本能優位」の釣りから「理性優位」の釣りに転換できるのでしょうか?その為に必要なことは「知識」ではないかと思います。動物と人との大きな違いは「理性」があることです。生まれたばかりの赤ちゃんは本能ののまま行動をとりますが、成長とともに親に教えられた知識により、「理性」を持ちます。

では、どんな知識が必要になるのかと?と聞かれると一言で答えるのは難しいですが、逆にどんなことでも今まで頭に入れてこなかったことを学べばよいのではないでしょうか?今までとは違った知識をつけることで意識できることが増えれば、今まで見ていたものも違って見えてくると思います。

釣りを辞めてしまったけど数年してまた釣りを始める人が多いのはこのようなことが起こっているのではないでしょうか?釣りは狩猟として人の本能を刺激する遊びでもあり、知性と理性によってその本能をまた違った形で脳の刺激として与えてくれるので、一度覚えたらこのルーティンで辞められなくなるのではないかと私は思います。

だから、釣りを辞めてしまった友人もまたそこへ帰ってくるのです。また釣りを辞めたいと思ったら辞めてしまえば良いと思います。釣り場で一度ロッドを置いてみるというのも短いスパンで釣りを辞めてみるということだと思います。そうすると自然と何かが変わったような気がして、今まで釣れずに苦戦していた時間が急に変わってきたりするきっかけになったりすることはよくありますよね。

魚釣りという行動を「狩猟」と「釣り」この二つに分けてもしくは「本能優位」になってるな「理性優位」なってるななんて事を意識しながら釣りをしてみると自分を客観視出来て面白いと思います。

今回のガイド中にゲストさんとこんな話題にもなったのでブログでも紹介させて頂きました。

釣りって本当に面白いですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

FLASHPOINT ONLINE SHOP https://flashpointonlineshop.com/

オリジナルカラー「HASEGAWA PINK」は上記のサイトでのみの限定販売品です。

 
長谷川耕司
この記事を書いた人

サラリーマンで釣行できる日数に不満を持ち会社を辞める。その後一度も就職することなく23年。ずっとブラックバスを追い求めてます。現在はルアーメーカーと琵琶湖ガイドサービス、また釣り具メーカーのプロモーションスタッフなどをしております。

長谷川 耕司をフォローする
スポンサーリンク
長谷川 耕司をフォローする
スポンサーリンク
ZICO BLOG