2007年2月ガイド中にゲストがキャッチした7キロUPルアーはジョインテッドクローだった。
このころから、真冬のビッグベイトブームがはじまり、現在では定番のメソッドとなった。これ以前では、真冬にビッグベイトをキャストするような釣りが紹介されていたのを私は見たことはなかった。これも一つのトレンドとなった。
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通称ミドストも
今も昔も、琵琶湖には必ずその期間のトレンドが存在しています。
そしてそのトレンドは時間と共に移り変わっていきました。
しかし、移り変わり続けるというよりもある一定のサイクルで循環しているように思います。
現在のトレンドとして「ジグヘッドリグ」によるスイミングがあります。
これは通称「ミドスト」ミッドストローリングと言う使い方です。
「ティムコ ゲーリーヤマモト シャッドシェイプ」と言うワームが以前にありました。
(今は廃盤になったのかな?)
ゲーリーヤマモト シャッドシェイプワーム3インチ | ティムコ (tiemco.co.jp)
このワームを開発したのが相場純一プロで、この時に相場プロが命名し現在は多くの人が使うようになった言葉が「ミドスト」です。
この当時(20年くらい前かな?)も琵琶湖でジグヘッドによるスイミングがトレンドになっていました。
名古屋釣法とは
しかし、しかし、この「ミドスト」本を正して行くと「ミドスト」よりも遥か昔にあった「名古屋釣法」と称されていた釣り方なんです。これもジグヘッドスイミングによる全く同じ釣り方なんです。
この様に琵琶湖のトレンドは10年以上の周期で色々な釣り方がサイクル化していると思うのです。
ルアーショップおおの
バス釣りで「名古屋釣法」と呼ばれるようになったのは名古屋のルアーショップ「おおの」さんが発祥になっていると思います。日本でジグヘッドリグによるスイミングの釣りの情報の発信元となったのがこの「おおの」さんで名古屋に店舗があったことが影響しバス釣りにおいてこの釣方のことを「名古屋釣法」と命名したのだと思います。
私の知る限りですが、ジグヘッドリグによるスイミング釣りを日本で最初に発信していたのはこの「おおの」さんだと思います。その根拠ともいえることは、中部のプロアングラーはこのジグヘッドスイミングの釣りを得意とする人が非常に多いと思います。そして「おおの」さんには現在もジグヘッドスイミング専用のタックルがオリジナル商品としてロッドやジグヘッドまで販売されています。
ルアーショップおおのHP「ルアーショップおおの」オンラインカタログ (ls-ohno.com)
オリジナルロッド「アリヴェールシリーズ」
そのロッドの代表的なものが「アリヴェール」と言うブランドシリーズです。このロッドのもとになっているのががまかつの「ラグゼ」と言うラインナップにあったロッドで、現在多く発売されているジグヘッドスイミング専用ロッドはこの2本の基本性能がベースになって作らていると思います。
チャーリー・ブリューワー
ジグヘッドスイミングをさらに本を正すと、アメリカのスライダー社のスライダーワームとなり今は亡きバスフィッシングにおいて無くてはならないものを沢山生み出したチャーリーブリュワーに繋がると思います。
バスフィッシング界の偉人チャーリー・ブリューワー取材時の動画を発見! | THE COVER (michioba.com)
誰もがトレンドの創作者になれる可能性
この様にバス釣りも歴史を遡るととても面白い。今後もこの琵琶湖トレンドサイクルは続いてゆくのだと思います。次なるトレンドはが何になるのか?また現在はSNSの発達によって誰もが情報を自由に発信出来る世の中になったので、この琵琶湖トレンドを作る中心人物に誰もがなれる可能性があると思います。
過去のバス業界を思い出すと、そのトレンドを最初に作り出した人物は長きに渡り情報発信やモノづくりの中心人物として今も君臨しているような気がします。
バス業界の夢とは
こう考えるとバス業界も夢があるのでは?それを掴むことで大好きなバス釣りを生業とし生きて行ける可能性が高いと考えます。まあ、簡単ではないと思いますが、本当の意味で釣りが好きなのであれば真剣に打ち込む価値のあることなのではと思います。
「人生なんて死ぬまでの暇つぶし」なんて言いますが、ならば一生釣りでその暇を潰すなんて最高ですよね(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
オリジナルカラー「HASEGAWA PINK」は上記のサイトでのみの限定販売品です。