BOREASは今年で誕生14年を迎えます。
これは支えて頂いた皆様のお陰だと感謝しております。
これを作るという私の熱意がここまで長くメーカーを続けて行けるとは思っていませんでした。
私はメーカーを作りたかった訳でもルアーを作りたかった訳でもありませんでした。
単純に言えば、ただブラックバスが釣りたかっただけです。
ボレアス立ち上げはアノストレート7”というワームからスタートしています。翌年にアノストレート5.5”を発売しました。
それ以来特にこの二つのアイテムはBOREASを象徴するようなルアーとなりました。
なぜ私がアノストレートを作ることになったのかは、それは市場に存在していなかったワームだったからです。
ネコリグが流行り始めるちょっと前より私はネコリグの釣りを知り、その釣り方にはまっていきました。
当時はスワンプクローラーを愛用していました。釣り方としてはかなり確立した状態までこのワームでバスを釣りまくりました。当時の私のガイドはネコリグガイドと言っても過言ではないほどネコリグばかりを使用していました。
これは、この釣りが楽しくて面白くて止まらなかったからです。
数をこなしてゆくと通常では気が付かないことに気づくのです。そこで私が気づいたのはワームの商品の形状個体差によってバイトの数が違うとうところです。
はじめは、なんとなくだったのが確信的になったのはその個体差のあるものを1キャストずつ交互にローテーションさせてバイト数の差をチェックした時にはっきりと差があったからです。
その時の個体差は具体的に二つ、形状とソルトの含有量でした。
バイトの差を意識して使うと更に深い部分が見えてきます。そしてアクション時の手への感じ方にも違いがあることに気が付きます。この部分から一番大きくバイトの差になっている部分は形状であると考えました。
ならば、その形状に近いルアーを使えばよいと考えその形状に近いワームを探しに探しましたがなんと見つけることが出来ませんでした。
そこから「作るしかない」という考えに進むきっかけになりました。
多くの場面でこれまでアノストレートの特徴については紹介してきましたが、その特徴は「扁平」な形状である部分です。
たったこれだけの違いなんですが、バスの反応は大きく変わるのです。ストレートワームというシンプルな形状の中に特徴を持たせようと思うとこれは非常に難しことになると思います。私は特徴を持たせようと思ったのではなく、釣り場で感じて知ったことをルアーの形状ととして形にしただけだったのでこの様には全く思いませんでした。
「発売から今年で14年もたったのかぁ~」とそんな感じですが、来年は15周年ということと、私の現在の状況からもとても大切な節目になるタイミングなのではないかと考えています。
では、何ができるの?何をするの?と問われると具体的に答えることはできませんがここ約3年間はここからの準備期間だったのでないか?と思っています。この準備が完了しているとすれば、タイミングさえ来れば私のロケットはいつでも発射できると思っています。
今はそのタイミングをバスの回遊が来るのを待つように、身を潜め目を光らせております。
そのロケットが発射され見事に目的地に到着する日が楽しみでありません。具体的な計画や目標がある訳ではありませんのであしからず。でもなんか胸はワクワクドキドキしているのでその時が今にも来るのではないかと真剣に思っています。
だからここでこんな事を書き残してみました。3年、5年、10年後この記事を私が読み返し、自分を振り返って良かったな~と思えることが出来たらそんな幸せなことはありませんね。
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