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琵琶湖の桜が教えてくれたこと。

ジーコ話

琵琶湖最北エリア海津大崎の桜が満開に近いという情報を聞き入れ、天気予報とにらめっこ。

朝起きて、今しかないっ!

突発的に準備をして一人で車を琵琶湖最北の地へ走らせていました。

琵琶湖西岸161号線を北上します。

海津大崎の桜並木があるのは滋賀県マキノ町です。

11年前まで私はこのマキノ町に住んでいました。

当時私のガイドベースとしていた場所は「ファイブオーシャンマリーナ」でした。

JRマキノ駅前に私の自宅はありました。(駅前と言ってもほんと田舎で駐車場は無料で飲食店も数件あるだけの静かな小さな駅の駅前です。

車を走らせる道中、マキノ町に近づくにつれ懐かしさを感じます。

ほとんど変わっていない良い田舎感が今も存在していました。

161号線から海津大崎の交差点を左折してしばらくすると湖岸道路がはじまります。

桜のトンネルがいきなり始まり(この場所が一番桜木が密集している人気スポットです。)

右手には琵琶湖の景色が垂れ下がった桜の花をかすめてキラキラと広がります。

美しい琵琶湖と満開の桜はとても気持ちを晴れやかにしてくれます。

同時に10年以上前に毎日のように通っていた時の懐かしさが蘇ってきます。

桜のシーズンになると、この道は大変混雑します。(冬は猿と鹿くらいにしか遭遇しないのに(笑))

一般の乗用車だけでなく、観光バスも沢山通ります(今年は観光バスは一台も見なかったなぁ)

シーズン中の週末は一方通行になり、大渋滞となりますが、車に乗ったままゆっくりと桜を見ることができます(運転手以外ね)

私は当時(マキノ町)の自宅からファイブオーシャンマリーナへの行き帰りが普段なら15分くらいなのですがこの期間は1時間以上も時間が掛かってしまいます。

このお陰で私は毎日最低2回この海津大崎の桜並木を見させて頂いておりました。

その時に気づいたのですが、桜の本当の満開のタイミングは数時間しかないのではと言うことです。

毎日朝と夕方、桜を観察していると、日々変化して桜の開花によって景色全体が変化して行くことに気が付きました。

丁度、午後から一気に気温が上がった日の午後でした。

前日より桜が満開だなぁと感じていたのですが、その日の午前と午後にかけて明らかに桜の満開度合いの変化に気が付いた時がありました。

その日の午後に見た桜の満開は今でも頭の中に焼き付いているほどです。

「桜の花のオーラが湖岸全体を覆い包み、真夏の積乱雲が空を覆いつくす勢いで迫り来るような勢いだった」のを今でも忘れません。

20年以上湖北に通いそのうち10年以上湖北に住み着いていました(半分は車中泊ですが)が、この時の様に感じた桜を見ることが出来たのはこのたった1回だけでした。

「満開」と言ってしまえば満開ですが、満開の中にも満開があると言うことを教えてもらった気がします。

「限界」と言ってしまえば限界ですが、限界の中にも限界がある。

桜に自分のちっぽけさを教えられた気分だったと今も心に残っている出来事でした。

あれから10年以上、あらためて海津大崎の桜を見ると、そこにはやっぱりまだまだちっぱけな自分が居ました。

「自然はすべてを教えてくれる」まさにそうだと思います。

自然に親しむことができる釣り人はフィールドから沢山のことを学ぶことが出来ると思います。

朝、思い立ったのは、ただ桜の満開を見たいからだけではなかったからだったんですね。

頭や体が感じたことを止めないで、とりあえず行動してみたことでその理由が解りました。

ヒトの体は正直です。

健全とはシンプルで思った通りに体を動かし行動する。

不健全とは思ったことと行動が一致していないことだと思います。

Inspirition of Lake Biwa.

この時に撮影した動画です宜しければご覧ください。

【ドローン空撮】日本桜名所100選 の「海津大崎桜並木」【滋賀県琵琶湖】

 

 

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長谷川耕司
この記事を書いた人

サラリーマンで釣行できる日数に不満を持ち会社を辞める。その後一度も就職することなく23年。ずっとブラックバスを追い求めてます。現在はルアーメーカーと琵琶湖ガイドサービス、また釣り具メーカーのプロモーションスタッフなどをしております。

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